レポレポ☆

できたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!出来はともかく、レポが完成。4000字のレポートなんて良く考えりゃ初めて書きましたよ。さーこれで一安心。次はスポ身のレポじゃ(´Д`;)ガビーン

英2について思うことは下に書いたので、その後。図書館で地域文化論のレポを書いて、ご飯を食べてチャイ3に出る。その後講演会へ・・・あれ?やってない。
来週だった(爆
マジ最悪・・・しかも同クラの友人にたまたま会ったので、誘ってっちゃったよ。ごめ〜ん!ホントごめん!!m(_ _)m
結局2人でわざわざ本郷まで行って、まずいラーメン食って帰ってきました。うう。最近良いことない。

引き裂かれたアイデンティティ―ある日系ジャーナリストの半生
これが俺がレポ書いた本なんですが、レポ書くために仕方なく借りて読んだものの、めっちゃ面白かった。飛ばし読みしてテキトーに書こうと思ってたのに、きっちり読んじゃった。日系アメリカ人2世の筆者が、戦時中強制収容所に入れられた3年間を含む自分の前半生を書いた自叙伝。最近は自伝的なもの、1人の生涯を追ったものに非常に興味をそそられる。この本では、戦争と強制収容所体験が日系人に及ぼした影響が大体わかった。彼らは戦中戦後、日本的なものを毛嫌いしたり、日本文化から遠ざかってアメリカ文化の中に完全に溶けこもうとした。そんな彼らの心の奥底には、日本人の血が流れていることを恥じる思いや、罪の意識があった。だから弾圧されながら生きていく惨めな体験のなかで、どうしてもそうやって日本的な要素を排除しなければならなかったのだろう。お、なんつーか、4000字のレポを書いた分だけクオリティの高い解説になっていませんか?www

個人的には彼の父親(戦前は農場主で日系人社会の大物だったが、戦後は一文無しになった)が日本に一時帰郷した時のスピーチが本当に感動で、ちょい泣いた。

「思い起こせば我々が故国を後にしてから、かれこれ50年以上はたちますが、その間、我々の心はいつも故郷に対する熱い想いで一杯でした。アメリカという見知らぬ土地で子供を育て、我々のその血と肉は、他国の民となりました。アメリカにおいては財産を築き、そして失い、多大の仕合せを味わい、そして深い哀しみに教われましたが、我々がこの苦難の時を耐え抜くことができたのも、ひとえに、いつの日かまた故国ニッポンをこの目で見たいという願いが胸にあったからであります。我々は毎日、暁方に起きて畑仕事に向かうとき、朝日が射し込むかたを眺めやり、「陽が昇るのがこの方角であるならば、故国ニッポンはこちらの方角になるわけだ」と自らに言って聞かせてきました。ニッポンのことを考えては、ん日々の困難を乗り越える力を湧き立たせてきました。ああニッポン。我々の胸の中には、夢の中には、祈りの中には、いつもいつもニッポンの姿がありました。我々の母なる国であるニッポンは、我々をはぐくみ、我々を支え、希望と勇気と自尊心とを与えてくれました。そして今、我々はここに、長い長い歳月を経たのちようやく、真の故郷に戻ってきました・・・」

アメリカでの苦難を読み、このシーンに来たときには涙せずにはいられませんでした。