別離の後

サークルを辞めてきました。ここで辞める時のスピーチ原稿をupしようかと思ったけれども、やっぱり止めることにしました。辞める理由は、要するに今のサークルで週4、5日合気道をやる生活が、自分の望む学生生活じゃないんだなと気づいたことでしょう。それだけ運動したら、僕には他に何もできなくなってしまうでしょう。そして運動が、自分が成し遂げたいことではないんだろうな、ということに段々と思い当たりました。正直なところ、辞めたことを後悔していないとは言えないでしょう。でも辞めなければならなかった。続ければもっと後悔したと思うのです。僕はあそこを辞めたことで、大学でできた仲間を失ってしまいました。もう今生で、同じような仲間達を作ることができないかもしれません。しかしそれでも、もう続けていくことはできなかったのです。僕の価値観が、そのように告げたのです。


 何とか全員の前でお別れの挨拶をしましたが、反省会終わった後で、なんだか居たたまれなくなって、逃げるように帰ってきてしまった。個別にお別れ申し上げることができなんだ。もうお会いできない方も多くいらっしゃって、そこに悔いが残るよ。本当に今悔やんでいます。帰るときのことまで、あらかじめ決めておけばよかった。
1人で帰っていたら、帰りの電車の中でやはり悲しくなって、少し泣きそうになった。もう2度と、あの空間に入れないんだなぁと、良い人々であったなぁと。これから自分の打ち込めること・・・はないかもしれませんが、やりたいこと、好きなことを探していくことにします。俺辞め癖がついてるんかなぁ。根気がないんだろうか。以前から色んなことを途中で辞めてしまった。そのことだけに力を注いで生きるってことが、どうしてもできなくて、他のこともやりたくって結局辞めてしまうんだ。そのことは俺の強いコンプレックスになっているわけなんだが、でもだからといって、やっぱりサークルを辞めないわけにはいかなかったんだよなぁ。辞めても後悔するし、続けても後悔したんだ。これから、1年2年経って、サークル辞めちゃったけど最終的に良かったと言えるように、頑張っていかないといけなくなったよ。やっぱり続ければよかったと思ったら、最悪だかんな。