ワークスのセッション

ワークスCEO牧野さんのキャリアセッションに行って参りました。基本的に主張は変わってないと思うんだけど、学生側の質問に対して全て自分の主張から展開して説明しているので、あぁこの人は理念の揺るがない人だなと思った。やっぱすごいな。


阿部さんには顧客企業から「残念ながらウチの会社では阿部さんのところのソフトを使うことはできません。非常に申し訳ない!」という電話がかかってくるそうです。それってすごくねーか?そしてなぜ受注できないか説明してくれる。これは相手とのそこまでの人間関係を構築してるからできるそうなんですが・・・すごい。もうすごい。他に何も言えませんww


やっぱアメリカに行くしかないな・・・かねてから悩んでいたんですが、かなり参考になるアドバイスをいただきました。ベンチャーを起業するというのは、社会に対する価値を提供するものだけど、自分以外に誰もやらない時にやるものであると。このCEOの主張自体は前々から知っていたのですが、なんんとなく意味がわかりました。
CEOによればベンチャーの条件は

・提供するものが唯一であり

・社会貢献をしている

の二つだそうで、これを満たしている日本のベンチャー企業(本当にベンチャーと言える企業)は10社くらいしかないそうです。本当に10社しかないのかは知りませんがなるほどなぁという感じ。まー私利私欲じゃダメってことでしょうか・・・?で、僕の悩みは今すぐ起業に向けて突き進んだ方がいいのか、それとも留学のための勉強をした方が良いのかでしたが、本当に(社会のために)やるべきことでなければ起業する必要はない、というのがそもそもの牧野さんの主張なわけで、もし起業するにもそれを探せとのことでした。もしくは見つかったら起業しなさいとのこと。ふ〜む。探そうか。


んでシリコンバレーはすごいすごいと頻繁に口にしてたんだけど、知人が3年たつと別人のように成長していると。起業すると(誰も教えてくれないので)様々な噴出する問題を自分で解決するしかない。だから成長するらしいです。従って創業メンバーも相当成長する。2年目、3年目に入ってきた奴らはそれよりも成長率が落ちる。なぜなら以前からいるメンバーの「前例」があるからなんですね。解決すべき問題を、自分で考えなくても解決できるから。


そんなこんなでワークスがなぜ「問題解決能力」をあれだけ連呼し、重視しているのかがかなり明確に理解できたセッションになりました。これにはたぶん、「問題発見能力」も関わってくるんでしょうね。目前にせまる問題を解決しなければならない、だから起業は成長できるんですが、普通に生きていても問題は必ずあるんですね。それを発見して、解決するようなことを意識してやろうかな、てな感じです。前例に頼らずね。はい、そんな感じで締めさせていただきます。