階級固定化

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

話題になったこの本。スサミさんが読んでて思わず読みたくなった。この4〜5年くらいだろうか?日本の階層分裂と階層固定化について考えるのは。入学してからすっかり忘れていたことだが、高校時代に明らかに無理な志望校を目指したのも、1%の勝者と99%の敗者に社会が分裂しても、自分と家族は勝者として生きられるようにという決意(もしくは野望)からであった。って、これ10月くらいにも書いた気がするなぁ。さて、この本ですが、何が興味深いって上流・中流下流と人々を分けたときに、趣味や価値観が異なることをデータを用いて示した点。上流の人間は旅行・レジャー・スキー・サイクリング・ゴルフなど活動的な趣味を持つ人が多く、下流の人間はコンサート鑑賞やTVゲーム、パソコン・インターネットなどの趣味を持つ者が多い。

「上」の男性は、性格が明るく、人の好き嫌いがあまりなく、人づきあいがよく、気配りができて、実行力があり、依存心が弱いということである。
逆に「下」の男性は、性格が暗めで、優柔不断で、依存心が強めだと言える」

俺は大学に入って何を学んだんだ?4月からどんどん上流から下流へ転落してるんですけど。高校時代なんかは上流の性格だった気がするんですけど。マイナスのベクトルがね・・・。大学入って俺がしたことは、全てマイナスになってたよ。ま、でもこれからということですな。もうそれに気づいたわけであり、流れは止まったわけであり、最早上に向かうしかないわけであり。最近興味のある社会貢献的なことは確かに大切だけど、まず自分のことね。アメリカだってそうだろ?資産家は寄付して社会貢献するよ。平民がそんなことできるか?まずは自分をどうにかすること。

とりあえず初期の失敗ではっきりわかった社交性の弱さみたいなものをどうにかしないと。というのと運動したいってのがあって、4月からテニサーに入ろうかと思うんです・・・どう?