大手町カッフェ

今日は大手町カフェというところで対談を聞いてきた。
すずかん先生と、文化人類学者の竹村さんという方。
内容的には、“真の豊かさとは多様性”につきると思います。
無駄を多く含むことが贅沢ということ。
それは無駄遣いの無駄ではなくて、なんでもかんでも効率化すれば良いわけじゃないってことです。地球上での生命進化では、何種類もの生物が滅びたかもしれないけど、人間がお母さんのお腹の中で成長するとき、始原の生命の形からずっと進化を追ってきてる。指の間に水かきできたりする。層の様に古いものの上に積み重なっていくこと、これが進化であると。近現代では、「失敗」「誤り」であること・ものを捨てて新たなものに置き換えることが進歩・進化と呼ばれましたがそうではないんだと。“全ての誤りは許容される”その懐の深さが、本当の豊かさだという話でした。今じゃプログラムも、ミスをたくさん含んでいてもちゃんと動くようなのが良い・・・らしいですよ。