コンコルドの誤り(´Д`)

皆さんは“コンコルドの誤り”をご存知ですか?僕はこれを2004年度東大の文Ⅰ後期試験の過去問を見て初めて知ったのですが、

コンコルドは、開発の最中に、たとえそれができ上がったとしても採算の取れないしろものであることが判明してしまった。つまり、これ以上努力を続けて作り上げたとしても、しょせん、それは使いものにならない。ところが、英仏両政府は、これまでにすでに大量の投資をしてしまったのだから、いまさらやめるとそれが無駄になるという理屈で開発を続行した。その結果は、やはり、使いものにならないのである。使いものにならない以上、これまでの投資にかかわらず、そんなものはやめるべきだったのだ。
 このように、過去における投資の大きさこそが将来の行動を決めると考えることを、コンコルドの誤りと呼ぶ。」(14P)長谷川 真理子『科学の目 科学のこころ』より

ということです。以下略です。サークルの方がかなりご覧になるようなので。

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